相続財産には金銭だけではなく宝石や骨董品のようなものから債券まで様々なものがありますが、特に問題となるのが土地や建物のような不動産です。金銭や宝石類のような動産は相続することが決まったらそれで解決しますが、不動産の場合は簡単ではなく登記をしなければ善意の第三者に対抗することができないのでこの点は注意が必要です。中には面倒に感じ相続登記を行わない人もいてそれが社会問題化していますが、登記をしなければ面倒なことに巻き込まれる可能性もあるので出来るだけ早く手続きをすることが大切です。相続登記は不動産登記法に従って行うことになるのでこの法律に詳しくないと一人で行うのは難しいのですが、登記問題に精通している司法書士に頼めば直ぐに行ってくれます。
司法書士は登記のプロなのでわからないことがあれば相談に乗ってもらえますし、わかりやすく丁寧に説明してくれるので利用している人が沢山います。相続登記に必要な費用は登録免許税と司法書士への報酬ですが、登録免許税の算出方法は決まっているので税金の額は直ぐにわかりますし司法書士への報酬も10万円前後なので金銭的に負担に感じることもそれほどないです。用意しておく必要書類も簡単に集めることができるものばかりで直ぐに手に入りますし、コストもあまりかからないので安心して手続きを行うことができます。相続登記を面倒に感じ放っておく人も増えていて社会問題にまで発展していますが、トラブルを未然に防ぐためにも出来るだけ早く手続きをする必要があります。